屋根修理の費用相場はいくら?工事別の目安・修理方法・見積もりのポイントを解説
2026.10.29 (Thu) 更新
屋根にひび割れやズレ、棟板金の浮き、雨漏りなどが見つかったとき、「屋根修理にはいくらくらいかかるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
屋根修理の費用は、修理する場所や劣化の程度、屋根材の種類、工事範囲によって大きく変わります。数万円程度で済む部分補修から、屋根全体を工事する数百万円規模の工事まで幅があります。
特に、見た目だけでは判断できない下地の劣化や雨漏りが発生している場合は、表面だけを直しても再び不具合が発生する可能性があります。そのため、費用だけで判断するのではなく、どこが傷んでいて、どのような修理が必要なのかを確認することが大切です。
屋根修理の費用相場
屋根修理にはさまざまな種類があり、費用も工事内容によって異なります。一般的な戸建住宅の場合、部分的な補修なら数万円から、屋根全体を修理する場合は100万円以上になることもあります。
| 工事内容 | 費用の目安 | 主な症状・目的 |
|---|---|---|
| 屋根材の部分補修 | 数万円~ | ひび割れ・欠損・一部破損 |
| 瓦の差し替え・部分補修 | 数万円~ | 瓦の割れ・ズレ |
| 棟板金の補修・交換 | 数万円~ | 浮き・釘抜け・サビ・破損 |
| 漆喰補修 | 数万円~ | 漆喰の剥がれ・崩れ |
| 雨漏り修理 | 数万円~ | 雨漏りの原因調査・補修 |
| 屋根塗装 | 約40~100万円 | 塗膜の劣化・防水性の維持 |
| 屋根カバー工法 | 約80~180万円 | 屋根全体の劣化 |
| 屋根葺き替え | 約100~250万円 | 屋根材・下地の大規模な劣化 |
上記はあくまで一般的な費用の目安です。実際の費用は、屋根の面積、勾配、屋根材、建物の形状、足場の必要性、劣化状況などによって変わります。
屋根の部分修理なら費用を抑えられる場合もある
屋根全体に大きな劣化がなく、一部分だけに不具合が発生している場合は、部分修理で対応できることがあります。
例えば、スレート屋根の一部にひび割れがある場合は、劣化した部分の補修や屋根材の差し替えなどを行います。瓦屋根の場合も、割れた瓦だけを交換できるケースがあります。
ただし、屋根は雨水が流れる構造になっているため、一部分だけを見て判断するのは注意が必要です。表面上は小さなひび割れでも、その下にある防水紙や野地板まで劣化している場合があります。

棟板金の修理費用
スレート屋根や金属屋根などでは、屋根の頂上部分に棟板金が設置されています。
棟板金は風雨の影響を受けやすく、年月が経つと釘の浮きや抜け、板金の浮き、サビなどが発生することがあります。
軽度の釘浮きなどであれば部分的な補修で済む場合がありますが、棟板金そのものが変形・腐食している場合は交換が必要になることがあります。
瓦屋根の修理費用
瓦屋根では、瓦の割れやズレ、漆喰の劣化、棟部分の崩れなどが代表的な修理箇所です。
瓦が一部だけ割れている場合は、該当する瓦を交換することで対応できるケースがあります。一方、瓦のズレが広範囲に発生していたり、棟部分に大きな劣化がある場合は、部分補修だけではなく棟の積み直しなどが必要になる場合があります。
瓦屋根は重量があるため、地震や強風の後などには、目立った破損がなくてもズレや浮きがないか確認することが重要です。
雨漏り修理の費用は原因によって変わる
屋根修理の中でも特に注意したいのが雨漏りです。
雨漏りが発生している場合、「屋根の上から水が入っている」と思いがちですが、実際には屋根材だけでなく、棟部分、谷樋、板金、外壁との取り合い、窓周辺など、さまざまな場所が原因になる可能性があります。
そのため、雨漏り修理では「雨漏りしている場所を塞ぐ」だけではなく、どこから水が入っているのかを確認することが重要です。
雨漏りで確認したいポイント
- 屋根材の割れ・ズレ
- 棟板金の浮きや破損
- 谷板金・谷樋の劣化
- 屋根と外壁の取り合い
- 防水紙の劣化
- 野地板など下地の腐食
- 外壁やサッシ周辺からの浸水
雨漏りを放置すると、屋根の下地や室内側まで被害が広がり、修理範囲が大きくなる可能性があります。
屋根修理と屋根塗装の違い
「屋根が古くなってきたから塗装すれば直る」と考える方もいますが、屋根塗装と屋根修理は目的が異なります。
| 工事 | 主な目的 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 屋根塗装 | 美観・塗膜保護 | 塗膜の劣化が中心の場合 |
| 部分修理 | 破損箇所の補修 | 一部分に不具合がある場合 |
| カバー工法 | 屋根全体の改修 | 既存屋根を残して新しい屋根材を施工する場合 |
| 葺き替え | 屋根全体の更新 | 屋根材や下地の劣化が大きい場合 |
例えば、屋根材の表面の色あせが中心で、屋根材や下地に大きな問題がない場合は塗装が選択肢になることがあります。
一方で、屋根材の破損や下地の劣化が進行している場合、塗装だけでは対応できません。
屋根修理で足場が必要になるケース
屋根修理では、工事内容によって足場が必要になります。
屋根の勾配が急な場合や、屋根の端部で作業する場合、外壁側から安全に作業する必要がある場合などは、足場を設置して施工することがあります。
屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合は、別々に工事するよりも足場を一度で済ませられる可能性があります。
屋根修理を検討している場合は、「屋根だけを修理するのか」「外壁のメンテナンスも同時に行うのか」を一緒に検討すると、将来的な工事計画を立てやすくなります。
屋根修理の費用が高くなりやすいケース
同じ屋根修理でも、次のような条件では費用が高くなる可能性があります。
屋根の面積が大きい
屋根の面積が大きくなるほど、使用する材料や施工面積が増えるため、工事費用も高くなりやすくなります。
劣化が下地まで進んでいる
屋根材だけでなく、防水紙や野地板などの下地まで劣化している場合は、表面の補修だけでは対応できません。
下地の交換などが必要になると、工事範囲が広がり費用も増加します。
屋根の形状が複雑
屋根の形状が複雑な建物では、施工面積だけでなく、材料の加工や施工に必要な手間も増える場合があります。
劣化箇所が複数ある
棟板金、屋根材、谷部分、雨樋など複数の場所に劣化がある場合は、一度に修理することで工事金額が大きくなることがあります。

屋根修理の見積もりで確認したいポイント
屋根修理の見積もりを取ったら、合計金額だけではなく、工事内容を確認しましょう。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 修理箇所 | どの部分を修理するのか |
| 工事内容 | 補修・交換・塗装など何を行うのか |
| 材料 | 使用する屋根材や補修材は何か |
| 下地処理 | 防水紙・野地板などの確認があるか |
| 足場 | 足場の有無と費用 |
| 保証 | 工事後の保証内容 |
特に注意したいのが、「屋根修理一式」のように工事内容がまとめて記載されている見積もりです。
一式という表記がすべて悪いわけではありませんが、何をどこまで施工するのか分からない場合は、業者に具体的な内容を確認しておくと安心です。
屋根修理は症状を確認してから工事内容を決める
屋根に不具合があるからといって、必ずしも屋根全体を工事する必要があるとは限りません。
反対に、一見すると小さな劣化でも、内部まで傷んでいる場合には部分修理だけでは十分ではないこともあります。
そのため、屋根修理では「どの工事が一番安いか」ではなく、「現在の屋根の状態に対して、どの工事が適切なのか」を確認することが大切です。
屋根修理を検討したほうがよい症状
- 屋根材にひび割れがある
- 屋根材が欠けている
- 瓦が割れている・ズレている
- 棟板金が浮いている
- 棟板金がサビている
- 屋根から異音がする
- 雨漏りが発生している
- 天井や壁に雨染みがある
- 台風や強風の後から屋根が気になる
- 長期間、屋根の点検をしていない
特に台風や強風の後は、屋根材や棟板金が飛散・変形している可能性があります。地上から確認できる範囲には限界があるため、必要に応じて専門業者による点検を検討しましょう。
屋根修理の費用を抑えるためにできること
劣化を放置しない
屋根の小さな破損を放置すると、雨水が内部へ入り込み、下地まで劣化してしまう可能性があります。
早い段階で修理できれば、部分補修で済むケースもあるため、気になる症状があれば早めに確認することが大切です。
外壁工事と同時に検討する
屋根と外壁はどちらも建物を雨風から守る重要な部分です。
外壁塗装などを予定している場合は、屋根の状態も一緒に確認しておくことで、将来的な工事のタイミングを検討しやすくなります。
複数の項目を比較する
見積もりを比較するときは、単純に総額だけを見るのではなく、施工範囲や材料、下地処理、保証などが同じ条件になっているかを確認しましょう。
屋根修理は「安さ」だけで選ばないことが大切
屋根修理では、見積もり金額が安いことだけを理由に業者を選ぶのはおすすめできません。
屋根は普段目にすることが少なく、施工後に内部の状態を確認することも難しい部分です。そのため、見積もりの段階で劣化状況や施工内容を丁寧に説明してくれるかどうかも確認しましょう。
写真や動画などを使って屋根の状態を説明してもらうと、どの部分に修理が必要なのかを把握しやすくなります。
きらきらペイントの屋根修理・屋根メンテナンス
きらきらペイントでは、屋根・外壁を中心に建物の状態を確認し、お住まいの状況に合わせたメンテナンスをご提案しています。
屋根のひび割れや屋根材の破損、棟板金の劣化、雨漏りなど、気になる症状がある場合は、まず現在の状態を確認することが大切です。
必要な工事と不要な工事を整理し、建物の状態に合わせて修理方法をご提案します。
また、屋根だけでなく外壁や付帯部も含めて建物全体の状態を確認することで、今後必要になるメンテナンスについても考えやすくなります。
きらきらペイントは、地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店です。ご相談から施工まで、自社職人による一貫施工を行っています。
屋根修理の費用に関するよくある質問
Q. 屋根修理は最低いくらくらいからできますか?
屋根材の一部補修や瓦の差し替えなど、部分的な修理であれば数万円程度から対応できる場合があります。ただし、劣化状況や修理範囲によって費用は変わります。
Q. 雨漏りの修理にはいくらかかりますか?
雨漏りの原因や被害範囲によって異なります。原因箇所の部分補修で済む場合もあれば、防水紙や下地まで劣化している場合には大規模な修理が必要になることがあります。
Q. 屋根塗装と屋根修理はどちらをすればいいですか?
屋根の状態によって異なります。塗膜の劣化が中心で屋根材に大きな問題がない場合は塗装が選択肢になります。一方、屋根材の破損や下地の劣化などがある場合は修理や葺き替えなどが必要になることがあります。
Q. 屋根は自分で確認できますか?
地上から確認できる範囲であれば、屋根材のズレや明らかな破損などを確認できる場合があります。ただし、屋根の上に上がって確認するのは転落事故につながる危険があるため、専門業者への点検依頼をおすすめします。
Q. 台風の後は屋根修理をしたほうがいいですか?
強風の後に屋根材のズレや飛散、棟板金の浮きなどが発生している可能性があります。見た目に大きな異常がなくても、気になる場合は専門業者に状態を確認してもらうと安心です。
まとめ|屋根修理の費用は劣化状況と工事内容で決まる
屋根修理の費用は、数万円程度の部分補修から、屋根全体を改修する100万円以上の工事まで幅があります。
重要なのは、費用だけを見て工事内容を決めるのではなく、屋根のどこが劣化しているのか、どこまで修理が必要なのかを確認することです。
屋根材のひび割れやズレ、棟板金の浮き、瓦の破損、雨漏りなど、気になる症状がある場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。
きらきらペイントでは、屋根・外壁の状態を確認したうえで、お住まいに合わせたメンテナンス方法をご提案しています。
「屋根修理が必要か分からない」「見積もりが適正なのか確認したい」という場合でも、お気軽にご相談ください。
きらきらペイントでは、屋根・外壁の無料点検・ご相談を承っています。











