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ガルバリウム外壁のメンテナンス|白錆・赤錆・清掃判断

塗装の豆知識

2026.08.15 (Sat) 更新


ガルバリウム外壁のメンテナンスは、錆びにくい素材かどうかだけで判断せず、白錆、赤錆、チョーキング、傷、へこみ、シーリング、役物まわりを分けて確認することが大切です。軽い汚れなら清掃で済む場合がありますが、錆や塗膜劣化が出ている場合は下地処理を含む再塗装を検討します。へこみや穴あきがある場合は、塗装より先に部分張り替えや役物交換の範囲を整理しましょう。

富田林市、河内長野市、大阪狭山市、羽曳野市、藤井寺市、松原市周辺でも、日当たり、湿気、道路沿いの汚れ、雨の当たり方によって金属外壁の傷み方は変わります。南面は色あせやチョーキング、北面や軒下は汚れや白錆、道路側は排気ガスや細かな傷が目立つことがあります。相談前には、白錆、赤錆、チョーキング、傷、へこみ、シーリング、役物まわりを分けて確認しておくと、清掃、補修、再塗装の判断がしやすくなります。

ガルバリウム外壁は素材名と外壁構造を分けて見る

ガルバリウム外壁を点検するときは、まず素材名と外壁構造を分けて考えます。ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛を主成分とするめっき鋼板として使われる材料名です。一方で、住宅の外壁では金属サイディング、角波、成形板、役物、シーリングなどが組み合わさるため、材料だけで工事内容は決まりません。

ガルバリウム鋼板は耐食性を持つめっき鋼板

JFE鋼板は、ガルバリウム鋼板を溶融55%アルミニウム-亜鉛めっき鋼板として案内しています。日本製鉄も、アルミニウムの耐久性と亜鉛の犠牲防食効果を併せ持つ製品として説明しています。耐食性を持つ材料でも、切断端部、傷、汚れが残る場所、塗膜劣化のある場所は点検対象になります。

ガルバリウム鋼板の外壁では、表面の焼付塗装や現場塗装の状態も見ます。素材自体の耐食性と、外壁として見える塗膜の劣化は別の判断です。白錆、赤錆、塗膜の浮き、チョーキングを分けると、清掃、補修、再塗装の順番を決めやすくなります。

金属サイディングは表面材・芯材・裏面材の構造

日本金属サイディング工業会は、金属サイディングを表面材、芯材、裏面紙で構成される外壁材として説明しています。表面材には塗装ガルバリウム鋼板、アルミニウム合金塗装板、塗装ステンレス鋼板などが使われると案内されています。外から見える金属面だけでなく、かん合部、端部、シーリング、下地側の水の回り方も確認します。

金属サイディングは軽量でリフォームにも使われますが、既存壁の雨漏りや著しい老朽を隠す材料ではありません。工業会のQ&Aでも、雨漏れしている既存壁へそのまま重ね張りすることはできず、浸入原因の特定や必要な対策が必要と説明されています。外壁カバー工法を検討する場合は、外壁カバー工法の考え方も合わせて確認しましょう。

SGL鋼板などの高耐食材も現地状態で判断

SGL鋼板など、ガルバリウム鋼板を発展させた金属材が屋根や外壁に使われることもあります。日鉄鋼板は、SGLを屋根や外壁に使われる金属素材として案内しています。商品名が変わっても、住宅外壁では表面塗膜、端部、傷、役物、シーリングを点検する考え方は変わりません。

外壁材名が分からない場合は、建築時の仕様書、保証書、前回工事の見積書、メーカー資料を探すと判断が早くなります。資料がない場合でも、現地では厚み、断面、表面模様、役物、かん合部、磁石の反応などから手がかりを集めます。外壁材の判定が曖昧なまま進めると、下塗り材や補修方法がずれやすくなります。

白錆・赤錆・傷は症状ごとに対応を分ける

ガルバリウム外壁の劣化サインは、塗膜の症状、錆の症状、本体の変形、シーリングの傷みに分けて見ると整理しやすくなります。色あせだけを見て再塗装を決めると、錆処理や部分張り替えが抜けることがあります。診断写真では、面ごとの症状、端部の状態、役物まわり、水の流れを一緒に確認します。

症状 主な見方 検討する対応
白錆 白っぽい粉状の腐食、端部や雨が残る場所 洗浄、ケレン、錆止め、再塗装
赤錆 赤茶色の錆汁、傷、穴あき、役物からの流れ 錆処理、部分補修、部分張り替え
チョーキング 手に白い粉が付く、色あせが広がる 洗浄、下塗り、再塗装
傷・へこみ 擦り傷、打痕、変形、固定部の浮き 補修塗装、部分交換、役物交換
シーリング切れ 割れ、剥離、硬化、すき間、汚れ 部分補修、打ち替え、全面打ち替え

白錆は早めに範囲と原因を確認

白錆は、めっき層側に出る白っぽい腐食として扱います。日本金属サイディング工業会は、白錆を放置すると鋼板自体の腐食である赤錆に進むとして、早期の除去と塗り替え補修を案内しています。白い汚れに見える場合でも、範囲、端部、雨の当たり方、広がり方を確認します。

白錆が点で出ているのか、面で広がっているのかで対応は変わります。軒下、庇の下、ベランダ下、換気フードまわりなど、雨で汚れが流れにくい場所では白錆や汚れが残りやすくなります。軽い段階で相談すると、洗浄、ケレン、錆止め、塗装補修の範囲を絞り込みやすくなります。

赤錆は水の入口と役物の状態も見る

赤錆は、鋼板本体側の腐食が進んでいる可能性を考える症状です。表面に赤い錆がある場合でも、外壁そのものから出ているのか、ビス、金物、雨樋金具、換気フード、ベランダ部材から流れた錆汁なのかを分けて見ます。原因が外壁本体ではなく周辺部材にある場合は、塗装だけでは再発しやすくなります。

赤錆が縦に流れている場合は、上部に原因があることがあります。外壁表面だけでなく、屋根、幕板、笠木、サッシまわり、雨樋金具の水の流れを確認します。金属部の錆については、外壁のサビと金属部分の見方も参考になります。

チョーキングと色あせは塗膜側の判断

チョーキングは、外壁を触ったときに白い粉が付く状態です。金属外壁でも表面塗膜が年月で劣化すると、色あせやチョーキングが出ることがあります。ニチハの金属製外壁材の案内でも、塗膜が傷んできた時期に再塗装を行う考え方が示されています。

チョーキングだけなら再塗装の候補になりますが、錆やシーリング切れがある場合は下地処理が重要になります。塗料名だけで判断せず、洗浄、ケレン、錆止め、下塗り材、上塗り材の工程を確認します。色あせの見方は外壁の色あせと塗り替え判断も合わせて整理できます。

傷・へこみ・穴あきは形状と防水性を確認

傷やへこみは、表面の塗膜が傷んでいるだけの場合と、鋼板や部材そのものが変形している場合があります。浅い擦り傷なら補修塗装で目立ちにくくできる場合がありますが、へこみや穴あきは塗装で形状が戻るわけではありません。衝撃を受けやすい駐車場側、物干し金物まわり、植栽の近くは重点的に見ます。

穴あきや深い錆がある場合は、雨水が裏側に回っている可能性も確認します。ニチハや工業会の案内でも、へこみがある場合は部分張り替えが選択肢になるとされています。補修塗装、部分交換、カバー工法のどれが合うかは、範囲、場所、同じ部材の入手可否で変わります。

シーリングと役物まわりは水の経路を見る

ガルバリウム外壁や金属サイディングでは、外壁の継ぎ目、サッシまわり、入隅、出隅、幕板、換気フードまわりにシーリングが使われることがあります。割れ、剥離、硬化、すき間、汚れがあると、雨水の入口になる場合があります。外壁面がきれいでも、継ぎ目や役物から水が回ると劣化が進みます。

シーリング補修では、部分打ち替えでよいのか、広い範囲の打ち替えが必要なのかを確認します。日本金属サイディング工業会も、シーリングの切れ、剥離、ひび割れを目視で点検し、状況に応じて部分打ち替えや全面打ち替えを行う考え方を示しています。工程の違いはコーキングの打ち替えと増し打ちの違いで確認できます。

日常清掃は塗膜とシーリングを傷めない範囲

ガルバリウム外壁の日常清掃は、汚れを落としながら表面塗膜やシーリングを傷めないことが大切です。ニチハは金属製外壁材の水洗いについて、柔らかい布やスポンジで軽くこすり、水洗いで落ちない汚れは中性洗剤を薄めて使う方法を案内しています。強い清掃ほどきれいになるとは限らず、傷や水の侵入につながることがあります。

汚れの状態 向いている方法 避けたいこと
ほこり・軽い泥はね 水洗い、柔らかい布、スポンジ 硬いブラシ、強いこすり洗い
軽い油分や付着汚れ 薄めた中性洗剤、水洗い、拭き取り 洗剤を残す、研磨剤入り洗剤
カビ・藻・鳥の糞 中性洗剤で早めに除去 酸性洗剤、アルカリ性洗剤、有機溶剤
白錆・赤錆 専門業者へ相談、錆処理を検討 金属たわし、ワイヤーブラシ、高圧洗浄

水洗いは上から下へやさしく行う

水洗いは、外壁に付いたほこりや泥はねを落とす基本的な方法です。手の届く範囲で、柔らかい布やスポンジを使い、表面を傷つけないように洗います。洗い終わったら水分や洗剤が残らないように流し、汚れが再付着しやすい場所は軽く拭き取ります。

高い場所や不安定な場所は、無理に清掃しない方が安全です。足場や脚立を使う作業は転落の危険があり、外壁材やシーリングを傷めることもあります。地上から見える範囲で写真を撮り、錆やへこみがある場所は専門業者へ相談しましょう。

中性洗剤は薄めて使い残さず流す

水だけで落ちない汚れには、薄めた中性洗剤を使う方法があります。ニチハは、水洗いで落ちない汚れに中性洗剤を希釈して使い、十分に水洗いして水分を拭き取る方法を案内しています。洗剤が残ると汚れや変色の原因になることがあるため、最後のすすぎが大切です。

カビ、藻、鳥の糞などは、長く付着したままにすると塗膜や金属面に悪影響を与えることがあります。見つけたら早めにやさしく落とし、同じ場所に繰り返し出る場合は水の流れや日当たりを確認します。外壁の汚れの見分けは外壁のカビ・コケ・汚れの原因も参考になります。

高圧洗浄・硬いブラシ・有機溶剤は避ける

日常清掃では、高圧洗浄機、金属たわし、ワイヤーブラシ、硬いブラシ、研磨剤入り洗剤を避けます。ニチハの案内でも、有機溶剤、酸性またはアルカリ性洗剤、研磨剤入り洗剤、金属たわし、高圧洗浄機などを使わない注意が示されています。強くこすると、塗膜に細かな傷が入り、そこから錆や汚れが出やすくなります。

塗装工事前の洗浄と、住まい手が行う日常清掃は目的が違います。工事前は外壁材や劣化状態に合わせて、水圧、洗浄範囲、乾燥時間を調整します。自宅で行う清掃は、素材を傷めない範囲にとどめ、錆や塗膜浮きがある場合は診断を先にします。

雨が当たりにくい場所は汚れが残りやすい

金属サイディングでは、雨が直接当たらない場所に汚染物質が残りやすい点にも注意します。日本金属サイディング工業会は、玄関まわりや軒の影になる部分など、雨が直接当たらず汚れやほこりが残りやすい部分は錆が発生しやすい箇所として案内しています。軒下、庇の下、ベランダ下、サッシ下は、点検時に見落としやすい場所です。

道路沿いでは排気ガスや細かな粉じん、植栽の近くでは葉や土ぼこり、北面では湿気やコケが残りやすくなります。雨で自然に流れる面と、汚れが残る面を分けると、清掃の優先順位を決めやすくなります。雨だれが出る場所は外壁の雨だれ対策も合わせて確認できます。

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清掃・再塗装・部分張り替えの分かれ目

ガルバリウム外壁のメンテナンスは、清掃、補修塗装、再塗装、部分張り替え、カバー工法のどれを選ぶかで工事内容が大きく変わります。汚れや軽い色あせなら清掃や経過観察でよい場合がありますが、錆やへこみがある場合は下地処理や部材交換も視野に入ります。塗装で整える範囲と、外壁材そのものを直す範囲を分けて判断しましょう。

汚れだけなら清掃と経過観察が候補

ほこり、泥はね、軽い雨だれだけで塗膜に傷みがない場合は、清掃と経過観察が候補になります。水洗いで落ちる汚れなのか、同じ場所に繰り返し付く汚れなのかを分けます。繰り返す場合は、換気フード、雨樋、笠木、サッシ下など、水の流れを作っている部材も見ます。

清掃後に白い粉、塗膜の浮き、白錆、赤錆が見える場合は、清掃だけで済ませない方がよい状態です。表面がきれいになったことで、かえって劣化の場所が分かりやすくなることもあります。気になる場所は写真に残し、いつから出ているかをメモしておくと診断が進めやすくなります。

白錆や軽い赤錆は下地処理を含めて検討

白錆や軽い赤錆がある場合は、ケレン、錆止め、下塗り、上塗りを含めて考えます。ケレンとは、錆や浮いた塗膜、汚れを落として塗装面を整える下地処理のことです。錆の上から塗るだけでは密着や再発の問題が残るため、どこまで処理するかが見積もりの重要な確認点になります。

金属外壁では、下塗り材の選定が仕上がりに関わります。金属用プライマー、錆止め材、既存塗膜との相性、乾燥時間、塗布量を確認します。塗料ごとの考え方は外壁塗装の塗料種類も合わせて見ると整理しやすくなります。

へこみ・穴あき・深い錆は部材交換も候補

へこみ、穴あき、深い錆、固定部の浮きがある場合は、塗装だけで対応しない方がよいことがあります。外壁材の形が変わっている場合、塗装してもへこみは残り、裏側へ水が回っている可能性もあります。部分張り替えや役物交換を検討することで、再発の原因を減らせる場合があります。

部分張り替えでは、同じ外壁材や近い柄が手に入るか、交換範囲がどこまでになるか、色差がどの程度出るかを確認します。廃番品や古い外壁材では、部分交換後の見た目が周囲と合わないことがあります。塗装、部分交換、外壁張り替えを比較して判断しましょう。

外壁カバー工法は下地確認が前提

既存外壁全体の劣化が進んでいる場合は、外壁カバー工法を比較することがあります。金属サイディングはカバー工法で使われることもありますが、既存壁の老朽や雨漏りを隠すための工事ではありません。日本金属サイディング工業会も、雨漏れしている既存壁では浸入原因の特定と必要な対策が先だと案内しています。

カバー工法では、通気層、防水紙、下地、開口部、役物、既存壁の傷みを確認します。塗装より工事範囲が広がるため、費用だけでなく、既存外壁の状態と今後の維持管理を見て選びます。工法の違いは外壁カバー工法のメリットと注意点で確認できます。

見積もりでは下地処理と役物補修を確認する

ガルバリウム外壁の見積もりでは、塗料名や合計金額だけで比較しないことが大切です。金属外壁は、洗浄、ケレン、錆止め、下塗り、上塗り、シーリング、役物補修、部分張り替えがどこまで含まれるかで工事内容が変わります。診断写真と見積書を並べて、症状と作業が対応しているかを確認しましょう。

外壁材の判定を先に確認する

見積もりの前提として、外壁材の判定を確認します。ガルバリウム鋼板なのか、金属サイディングなのか、SGL鋼板などの高耐食材なのか、別の金属外壁なのかで下塗りや補修方法が変わります。仕様書や保証書がある場合は、業者にも共有してから見積もりを取ると判断が早くなります。

外壁材名が分からない場合は、現地診断で判断材料を集めます。表面の模様、断面、役物、かん合部、既存塗膜、ビスまわり、端部の状態を見ます。曖昧なまま進めると、下塗り材や錆止めの選定がずれることがあります。

ケレンと錆止めは範囲を写真で見る

ケレンと錆止めは、金属外壁の再塗装で重要な工程です。見積書に「下地処理一式」とだけある場合は、どの面のどの錆をどこまで処理するのか確認します。白錆、赤錆、端部、ビスまわり、役物まわりを写真で示してもらうと、工事内容を比べやすくなります。

錆止めは、材料名、施工範囲、塗布回数、乾燥時間を確認します。上塗り材が良くても、下地処理が不足すると剥がれや錆の再発につながる場合があります。外壁塗装の工程は外壁塗装の流れも合わせて読むと理解しやすくなります。

シーリングは打ち替え範囲と材料を確認

シーリングの見積もりでは、縦目地、サッシまわり、入隅、出隅、幕板、換気フードまわりを分けて確認します。金属外壁では役物との取り合いも多いため、目地だけを見て判断しないことが大切です。部分打ち替え、全面打ち替え、増し打ちの区分が見積書にあるかを見ます。

シーリング材は、外壁材、既存材、塗装順、仕上げ色との相性も関わります。塗装前に施工するのか、塗装後に施工するのかで見た目や耐久の考え方が変わります。施工範囲、材料名、乾燥時間、保証の扱いを確認しておきましょう。

雨樋・軒天・破風板も同じ足場で確認

ガルバリウム外壁の汚れや錆は、外壁そのものではなく周辺部材が原因のこともあります。雨樋の詰まり、軒天の染み、破風板の傷み、笠木の不具合、換気フードの錆汁が外壁へ流れる場合があります。同じ足場を使うなら、付帯部も一緒に点検すると原因を追いやすくなります。

付帯部の補修を見積もりに含める場合は、塗装なのか交換なのかを分けます。雨樋なら雨樋の修理・交換、軒天なら軒天の修理・塗装、破風板なら破風板の修理・塗装も参考になります。外壁の汚れだけを塗りつぶさず、水の流れを直す視点が大切です。

保証範囲は製品・塗装・施工で分ける

保証は、製品保証、塗料保証、施工保証で対象が分かれることがあります。日本金属サイディング工業会も、製品保証内容はメーカー各社によって異なる場合があるため、詳細は会員各社に確認するよう案内しています。外壁材の種類、既存状態、補修歴、施工方法によって、保証の扱いが変わる場合があります。

見積もりでは、保証期間だけでなく、対象部位、対象外条件、錆や色あせの扱い、シーリングの扱い、完了写真の有無を確認します。保証の言葉があっても、どの症状まで含むかが分からなければ比較しにくくなります。契約前に、写真付き診断、工事範囲、保証範囲を合わせて説明してもらいましょう。

大阪南部でガルバリウム外壁を見るときの視点

富田林市、河内長野市、大阪狭山市、羽曳野市、藤井寺市、松原市周辺では、同じ金属外壁でも面ごとの劣化差が出ます。山手寄り、住宅密集地、交通量の多い道路沿い、植栽が近い敷地では、汚れや湿気の残り方が変わります。外壁材の種類だけでなく、建物の立地と水の流れを合わせて見ることが大切です。

南面と西面は色あせやチョーキングを確認

南面や西面は、日射の影響を受けやすい面です。ガルバリウム外壁でも、表面塗膜の色あせ、光沢低下、チョーキングが先に出ることがあります。同じ建物でも面ごとに症状が違うため、道路側だけで判断せず、ベランダ側や隣家側も確認します。

北面と軒下は白錆や汚れ残りを確認

北面、軒下、庇の下、ベランダ下は、雨が直接当たりにくく汚れが残りやすい場所です。日本金属サイディング工業会も、雨などが直接当たらず汚れやほこりが残りやすい部分は錆が発生しやすい箇所として案内しています。白錆や黒ずみがある場合は、清掃だけでよいか、下地処理が必要かを分けて見ます。

道路沿いは排気ガスと細かな傷を確認

交通量の多い道路沿いでは、排気ガス、粉じん、砂ぼこりが外壁に付着しやすくなります。金属サイディング工業会のQ&Aでも、国道など交通量の多い道路周辺は一般地域と異なり錆が発生しやすい環境として示されています。道路側の外壁は、汚れの量、細かな傷、雨で流れにくい場所を重点的に見ます。

屋根・ベランダ・雨樋の水も同時に見る

外壁の錆や雨染みは、屋根、ベランダ、雨樋、笠木、水切りからの水の流れが関係することがあります。外壁だけをきれいにしても、上から水や錆汁が流れる状態が残ると再発しやすくなります。足場を使う工事では、外壁と屋根の同時塗装ガルバリウム屋根の塗装も合わせて確認すると計画を立てやすくなります。

よくある質問

Q1. ガルバリウム外壁のメンテナンスは必要?

A. 必要になる場合があります。ガルバリウム鋼板は耐食性を持つ金属材料ですが、住宅外壁では表面塗装、端部、傷、シーリング、役物まわりが年月で傷みます。年数だけで決めず、白錆、赤錆、チョーキング、へこみ、シーリング切れを見て判断します。

Q2. ガルバリウム外壁は錆びにくい?

A. 一般的には錆びにくい外壁材として扱われます。ただし、傷、端部、雨が当たりにくい軒下、汚れが残る場所、道路沿い、海に近い地域では錆が出やすくなります。錆びにくい素材でも、清掃と点検を続けることが大切です。

Q3. 白錆と赤錆の違いは?

A. 白錆はめっき層側に出る白っぽい腐食で、赤錆は鋼板本体側の腐食が進んだ状態です。白錆の段階では、範囲、場所、端部からの広がりを確認し、洗浄、ケレン、錆止め、再塗装を検討します。赤錆がある場合は、水の入口や役物の状態も合わせて見ます。

Q4. チョーキングが出たら再塗装?

A. チョーキングは塗膜の劣化サインですが、単独で工事内容は決まりません。色あせ、白錆、赤錆、傷、シーリング切れ、雨だれの有無を合わせて確認します。洗浄でよい範囲か、下地処理を含む再塗装が必要な範囲かを現地で判断します。

Q5. ガルバリウム外壁の汚れは自分で洗える?

A. 手の届く範囲の軽い汚れなら、水洗いや柔らかい布、スポンジで落とせる場合があります。落ちにくい汚れは、薄めた中性洗剤を使い、洗剤が残らないよう水で流します。高所や強くこする清掃は、傷や漏水につながるため避けます。

Q6. 高圧洗浄してよい?

A. 日常清掃では高圧洗浄を避ける案内がメーカー資料で示されています。強い水圧は塗膜、シーリング、かん合部、役物まわりに負担をかけることがあります。塗装工事前の洗浄は、外壁材と状態に合わせて専門業者が水圧や方法を調整します。

Q7. へこみや傷は塗装で直る?

A. 浅い擦り傷なら補修塗装で目立ちにくくできる場合があります。ただし、へこみ、穴あき、深い傷、固定不良がある場合は、塗装だけで形状は戻りません。部分張り替え、役物交換、カバー工法を含めて検討します。

Q8. シーリングはどこを見る?

A. 外壁の継ぎ目、サッシまわり、入隅、出隅、幕板まわり、換気フードまわりを見ます。割れ、剥離、ひび割れ、硬化、すき間、汚れがあれば補修を検討します。部分打ち替えか全面打ち替えかは、範囲と劣化の深さで判断します。

Q9. SGL鋼板でも点検は必要?

A. 必要です。SGL鋼板などの高耐食金属材でも、外壁としては表面塗装、端部、傷、役物、シーリングの点検が必要です。商品名だけで判断せず、メーカー資料と現地状態を合わせて見ます。

Q10. 見積もりでは何を確認?

A. 外壁材の判定、洗浄方法、ケレン、錆止め、下塗り材、上塗り材、シーリング、役物補修、部分張り替え、保証範囲を確認します。一式表記だけでは、どの劣化にどの作業が入るか分かりにくくなります。診断写真と見積書を並べて、症状と工程が対応しているかを見ましょう。

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参考情報

ガルバリウム外壁を長持ちさせる考え方

ガルバリウム外壁を長持ちさせるには、錆びにくい素材という印象だけで判断せず、表面塗膜、端部、傷、へこみ、シーリング、役物まわりを分けて点検することが大切です。白錆や軽い汚れは早めの清掃や補修で対応しやすい場合がありますが、赤錆、穴あき、深いへこみは部材交換も視野に入ります。見積もりでは、症状に対して洗浄、ケレン、錆止め、下塗り、上塗り、シーリング、部分張り替えがどう対応しているかを確認しましょう。

きらきらペイントでは、富田林市、河内長野市、大阪狭山市を中心に、外壁だけでなく屋根、雨樋、軒天、破風板、ベランダ防水、サッシまわりまで同じ足場で確認しています。金属外壁の錆や雨染みは、外壁材そのものではなく、上部の水の流れや付帯部の傷みが原因になることもあります。ガルバリウム外壁の錆、色あせ、へこみ、シーリング切れが気になったら、症状の場所と範囲を写真で残してから相談すると、必要なメンテナンスを整理しやすくなります。

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