大阪狭山市 OB様邸の現場進捗④「外壁塗装編」|富田林市の外壁塗装専門店きらきらペイント
2023.01.27 (Fri) 更新
こんにちは!きらきらペイントの事務員です。
今回は外壁塗装なので、使用した塗料についての説明をしながら写真を見て頂ければと思います🤗
調べながら書いたのですが、「へぇ~凄いな~!なるほど!」と思える塗料でした。興味のある方は是非読んでみて下さい!
「なんだこの説明・・・長いな・・・😐」と思う方はスキップして、写真だけでも見て頂ければと思います😉
大阪狭山市OB様邸
外壁塗装・屋根塗装・付帯塗装・コーキング施工・ベランダ防水
外壁塗料:MUGA zero・タテイルα美館 / 外壁材:窯業系サイディング
屋根塗料:MUGA seven / 屋根材:セメント瓦
今回使用した塗料タテイルアルファ美館は「無機」と「有機」の長所のみをハイブリッド
「タイル」の語源はラテン語で陶製の屋根板を指す「テグラ(tegula)」に由来すると言われています。
日本には6世紀の仏教伝来と共に寺院の装飾用として伝わり、古くから耐候性や防水性の求められるところに使われてきました。
「タイル」の性能をヒントにした塗料:その性能は「塗るタイル」とも言われています。
「透明性」「超耐候性」「超低汚染性」「高密着性」「防藻・防カビ性」を兼備した新世代無機塗料。
透明性:サイディングの意匠の美観と風合いを損なうことなく再現
超耐候性:ガラスと同じ珪石(石英)を原料とする合成樹脂を採用し超耐候性を実現
超低汚染性:雨水が汚染物質を流し落とすハイドロクリーニング効果により超低汚染性を実現
高密着性:光触媒サイディングなどにも抜群の密着性を発揮
難燃性:万が一の火災時にも燃焼しにくい
防藻・防カビ性:藻の発生を抑制しカビに対して強い抵抗力を発揮
弾性:タテイルアルファ美館弾性を使用することで割れやすいシーリング上部にも施工可能
【タテイルα美館:1回目】
【タテイルα美館:2回目】
日々、紫外線や雨水などにさらされている外壁は、時間の経過とともに劣化していきます。
意匠性を持つサイディングの外壁は、早めにクリヤー塗装をすることにより美観と風合いを損なわず長期にわたり守り続けます。
美しい意匠を残せるか?塗りつぶしか?塗り替え時期が大切です。
・サイディングが劣化する前:美しいサイディングの意匠は、劣化する前にクリヤー塗装することで長期にわたり風合いを守り続けることができます。
・サイディングが劣化した後:経年劣化により汚れてしまったサイディングでは、新築時の風合いをクリヤー塗装で再現することは難しく、塗りつぶしの選択となってしまいます。
<紫外線吸着剤(UVA)がUV-A波・UV-B波を吸収・放出>
紫外線には3つのタイプが存在しています。
この中で私たちにダメージを与えているのはUV-A波とUV-B波です。
紫外線吸収剤(UVA)のはたらき:樹脂劣化の直接要因となるUV-A波とUV-B波を効果的に吸収し、無害な熱として放散。半永久的にその過程を繰り返す。
<独自の強固な因子構造で紫外線透過抑制を発揮>
一般的な塗装では、紫外線が透過して因子構造が壊れやすい:塗膜に紫外線が透過して変色やヒビ割れが起こり、雨染みが出来たりします。
タテイルα美館を塗装した場合は、紫外線が透過しないように抑制して反射。紫外線の透過を抑制する強固な因子構造により、サイディングボードの意匠を守り、色あせや艶落ちを防ぎます。
<超促進耐候性試験(スーパーUV)>
超促進耐候性試験(スーパーUV)における光沢保持率80%以上を長期間持続する「タテイルα美館」。
その年数は、ウレタン樹脂やクリヤーの約2.9倍、シリコン樹脂クリヤーの約2倍、フッ素樹脂クリヤーの1.3倍です。
超耐候性とシラノール浸水技術により、長期にわたり美観と風合いを維持。
シラノールとはアルコキシシランを加水分解して得られる親水性を発揮する化合物です。
表層が変成したその塗膜は付着した汚染物質をハイドロクリーニング効果により雨水が流し落とします。
また、静電気の帯電も少なく塵や埃を寄せ付けず建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。
光触媒サイディングなどの難密着性のあるサイディングにも抜群の密着力。
光触媒コーティングやフッ素焼き付けコーティングなど難密着性のあるサイディングにも抜群の密着性を発揮します。
また、光触媒塗料や無機系塗料で塗装された外壁の2回目の塗り替えにもご利用頂けます。
<クロスカット試験(JIS K 5600-5-6)>
クロスカット試験とは塗膜の密着性・付着性を調べる試験で、塗膜に基材まで達する格子状の切り込みを入れ、その上にセロハンテープを圧着しテープの端を60°の角度で強く引き剥がし、密着性・付着性を評価します。
タテイルα美館は様々な基材に対して付着試験を繰り返し実施することで、あらゆる基材へのクリヤー塗装を可能にしました。
今までと塗装自体が困難と思われた様々な場面で安心して施工することができ、長期にわたってその意匠性を維持することが出来ます。
<適応基材/下地>
意匠系サイディング・光触媒サイディング・フッ素焼付金属サイディング・磁器質タイル・無機系塗膜など。
今回使用したもう一つの塗料 MUGAは5つのステージコントロール技術によりラジカルを抑制し、フッ素樹脂塗料を超える超耐光性を実現。
「5つのステージコントロール技術」でラジカルを抑制
ラジカルとは、塗料の顔料に含まれる酸化チタン(白顔料)が紫外線や酸素、水などに接触することで発生する劣化因子のことです。
人の肌や塗料の樹脂のような有機質を破壊し外壁の塗膜劣化の原因になってしまいます。
1.厚い多重構造無機バリア層で酸化チタン(白顔料)の表面をコートして紫外線の侵入を防ぐ
2.発生してしまったラジカルも厚い多重構造無機バリア内に封じ込めラジカルの増殖を抑制
3.HALS(光安定剤)により発生したラジカルを封じ込め増殖を抑制
4.紫外線吸収剤(UVA)により紫外線を吸収し熱などのエネルギーに変換して放出
5.樹脂にはガラスと同じ珪石(石英)を原料とする紫外線に強い合成樹脂を採用
超耐候性:ガラスと同じ珪石(石英)を原料とする合成樹脂を採用し超耐候性を実現
超低汚染性:高レベルの親水性制御技術により外壁に付着した汚染物質を雨水が流し落とす
速乾性:乾燥が早くスムーズに施工が行えることにより工事へのお客様負担が軽減
高密着性:特殊技術による高い塗着力と隠ぺい性で驚くほどの美しい仕上がりに
防藻・防カビ性:美観や健康を損なう可能性のある藻やカビの発生をシャットアウト
多重構造無機バリア:多重ラジカル制御刑酸化チタン採用 MUGAは自動車や重防食等の極めて高い耐候性が求められる分野で使用されている多重ラジカル制御刑酸化チタンを住宅と両分野に於いて業界に先駆けて採用
これにより従来品を凌ぐ耐光性を実現 圧倒的なライフサイクルコストの低減 一般的に無機塗料のような高性能塗料は割高ですが、耐光性が高く塗り替え周期が長いので、長期的に見ればライフサイクルコストは低減されます。
【MUGA zero:下塗り】
【MUGA zero:中塗り】
【MUGA zero:上塗り】
MUGAは優れたコストパフォーマンスと圧倒的なライフサイクルコストの低減を叶えました。
住宅の塗り替えに使用する塗料は種類によって期待耐用年数が異なります。約10年程度と短いものから約30年までと様々です。
例えば、約10年の塗料を使用した場合は30年間で見ると3回塗り替えが必要になりますが、MUGAを使用した場合は2回弱で済みます。
塗り替えの回数が減ると言うことはコストカットに繋がり、逆に塗り替え回数が増えると足場代や人件費などのお客様の資産にならない費用が塗り替えの度にかかってしまいます。
住宅に塗り替え費用を考える際は1回あたりに費用だけでなく、その後のメンテナンス費用も含め住宅の一生を考えたライフサイクルコスト(生涯費用)を考えた方が長い目で見ればお得になります。
最後に補足ですが、実はこの2つの塗料・・・同じメーカーさんの物なんですよ🤩
こんな塗料を作れるなんて凄いですよね!他にもいろんな塗料をお持ちのこのメーカーさんが、きらきらペイントでは一番人気の塗料なんです🤗✨